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水虫
暖かくなり、蒸し蒸しする時期になると
水虫に感染しやすくなります。
簡単に水虫のお薬や水虫について説明したいと思います。
★★★水虫のタイプ★★★
水虫は3つのタイプに分かれます。
タイプ |
症 状 |
趾間型
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足の指の間に強いかゆみがおきてジクジクし、
ふやけて皮がむけて赤くなる。
放っておくと化膿菌が入り込み、足のリンパ腺が
炎症を起こすことがある。
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小水疱型
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土踏まずや足のふちに小さな水疱や膿疱ができて
赤くなり、つよいかゆみがある。
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角化型 |
足の裏全体が硬くなってひび割れを起こし、
皮膚がポロポロとはがれて落ちる。
かゆみや痛みはない。
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★★★治 療 法★★★
治りにくい皮膚病なので、皮膚科の医師の診断のもと
根気よく治療を続けることが必要です。
○足を乾燥させ、清潔にして、水虫の薬を毎日欠かさず続ける。
○入浴時には足と足の指の間を石鹸で丁寧に洗う。
○入浴しない時も寝る前に足をよく洗う。
★★★水 虫 薬★★★
塗る時は、添付書の用量や回数を守り、患部の状態に応じて塗ってください。
患部が乾燥している時は、硬くなった皮膚の表面を注意深くはがし、
薬を広い範囲に塗ってください。
水疱ができている時は、水疱を清潔な針でつぶし、
きれいにふき取った後
薬を広い範囲に塗ってください。
ここで注意することは、絶対に患部の外から内に向けて塗ってください。
内から外に塗り広げますと、白癬菌をひろげてしまうことになります。
作 用 |
成 分 名 |
かゆみ、痛みを抑える
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サリチル酸メチル
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かゆみ止め
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カンフル、クロタミトン
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局所麻酔作用 |
リドカイン、塩酸ジブカイン
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抗炎症作用
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グリチルレチン酸 |
白癬菌を抑える
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トルナフテート、クロトリマゾール、
塩酸ブテナフィン |
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